2008/09/08
住宅アイデアのラフスケッチしようとしたら、娘が寄ってきて、
「お家考えるノートをやりたい。」
と言うので、一緒に自宅新築計画を練りました。
私が、ラフな断面と平面を描いていたら、
娘は、断面を理解できるらしく、彼女のノートは、
断面に自分の部屋と家族それぞれの部屋が描かれていました。
ベッド、仕事机、ソファ、トイレ、キッチンなどが、
断面図の中に立面形式で描かれていて、
素人にはこのほうが解りやすいんだろうか?
と思ったりしました。
先日の停電事件以来、私は、自宅の敷地について、
今ある状況を受け入れて、そこからスタートすることに決めました。
今の状況は、南北に長い土地と、北と西に道路があります。
東面は工場と汲取り式トイレと倉庫と車庫が並んで建っていて、
東北の角5メートル程を除いて、空きがありません。
西側に家が3軒あります。
そのうち1軒が、32坪の私の仕事場兼自宅です。
ここは、敷地の北西の角にあって、
幸いなことに東面の建物の影響をうけません。
一日中、どこにいても明るい建物です。
しかし、そこに4人家族なので、かなり手狭です。
もう1軒は、60坪の母屋で、義母がひとりで住んでいます。
ここは、東面の建物に接して建っていて、朝日が見えません。
朝からずっと薄暗いです。
さらにもう1軒は、12坪の離れ家があって、誰も住んでいません。
ここは、南西の角にあって、東面の建物と接していないので、
午前中から午後にかけて、窓がある部屋は明るいです。
私の感覚では、かなりいい風が吹いてくる場所です。
私は、次回の仕事場所として、ここを狙っています。
この土地は、面積だけ聞くと、かなり広いのだけれど、
見渡してみると、かなり制限されています。
私は、「東面の建物さえなければすっきりした計画が出来るのになあ。」
とずっと思っていました。
でも、私がそう思うだけではどうにもならない状況にあって、
じゃあ、それがそこに存在するものとして、
それとうまく共存できる建物を考えてみることにしました。
自宅建築に関しては、建てる時期の目処だけたって、
しかし、全くやる気が起きず、半年間、放ってありました。
でも、今ある状況の良いところも悪いところもも受け入れて、
じゃあ、そこからどうしようかという視点に立った今、
アイデアは、泉のように湧き出てきて、面白いくらいです。
建築は、人間はもちろんのこと、
土地や環境との駆け引き、話し合いだと感じます。
土地が望むかたちがあるのだとしたら、それを受け入れて、
じゃあ、今度はこっちの願いも受け入れてもらえないかな、
という具合です。
うまく折り合いがついたら、次のステップにいけるのだけど、
しばらくの間、土地との対話を楽しみたいと思います。